10分毎の観測対象プロデューサが10000位まで拡がりました

仕様変更箇所

これまで、ボーダーbotが10分毎に観測するプロデューサー順位は4000位まででしたが、1/20頃より、これを10000位まで拡大しました。(issue #26)

仕様変更により新たにできるようになったこと

イベント明細で表示される「上位プロデューサースコア」が10000位まで表示されるようになりました。

②10000位以内に一度でも入ったプロデューサーは、プロデューサー別の明細ページで、イベントpt推移グラフが表示されるようになりました。

第7回ミュージックJAM 1/21 14:20時点で8001位のプロデューサーの明細。これまではこのプロデューサーはグラフが表示されませんでした。

副次的効果として改善されたこと

これまでプロデューサーごとの速度計測において30分速が時速より値が大きい(速い)、10分速が30分速より値が大きい(速い)といったケースがありましたが、これが緩和されます。

ボーダーbotのプロデューサーごとの10分速/30分速/時速/24時間速(以下、「P速度」)は、計算にあたり、観測の始点となる時間の観測データに当該プロデューサーが存在していた場合に限り、そのプロデューサーのP速度を算出します。

つまり、これまでの仕様では、1時間前に4000位以内に存在するプロデューサーは時速を算出できましたが、1時間前に4000位未満だった場合は時速が計算できませんでした。もちろん1時間前の4000位を最低値として時速を想定することはできましたが、「正確でない値は記録せず不明として扱う」という思想で最近は実装しているので、このケースではP速度の時速が存在しないものとして扱っていました。

この仕様により、イベント終盤に一気に走ったプロデューサーは、イベント終了の30分前には観測されていたが1時間前には未観測というケースがあり、「時速より30分速のほうが速い」という状態を生んでいました。

今般に修正により、観測範囲が広がりました(上記グラフで言えば青い点線が下がりました)ので、従来よりもP速度の計算が正確になる効果も期待されます。